【建築業界あるある】職人が使う「ふりく」って何?10年目でやっと気づいた衝撃の真実

リフォーム会社で営業を始めて10年以上。
建築業界に入ったばかりのころ、職人が話す専門用語は初めて聞く言葉ばかりで、理解するのに本当に時間がかかった。
中でも印象に残るのが「ふりく」という言葉だ。
謎の言葉「ふりく」との出会い
大工や内装屋が現場でよく使う。
「床のふりくが〜」
対象の状態が良くないので作業が大変だ、みたいなニュアンスを伝えたいときに発せられる言葉だ。
最初、俺には「フリック」と聞こえていた。
フリックとはなんぞ?頭の中が疑問符だらけになった。
職人に質問すると、ろくなことがないのは業界あるあるだ。馬鹿にされるのがオチである。
だから自分なりに考えた。
フリク?ふりく、、、りく、!あぁ!ふりくの「りく」は陸か!
こうして「不陸」という言葉に行き着いた。ちょっとしたアハ体験だった。
10年後の2回目のアハ体験
時が過ぎ、2級施工管理技士の勉強をしているとき、用語の問題で「陸墨」という言葉が出てきた。
これは「りくずみ」ではなく、「ろくずみ」と読む。
はて?不陸は「ふりく」なのに陸墨は「ろくずみ」なのか?
疑問に思って調べてみると、どうやら不陸は「ふりく」ではなく、「ふろく」というのが正しいらしい。
「ふりく」もありっちゃありっぽいけど、そもそも読み間違いが時代とともに定着したような言葉と思える。「重複(じゅうふく)」みたいなものだ。
さすが、中卒しかいない職人の世界だ。
陸を「ろく」と読むなんて、彼らにとっては青天の霹靂だろう。
「ふりく」という言葉になんとなくの違和感を覚えていた俺は、時を経て、2回目のアハ体験をした。
これからの人生
これからは職人が「ふりくが〜」とか言い出したら、すかさず「ふりくて笑 ふろくね笑」みたいな感じで、フランクに訂正していきたい。
ふりく警察の人生も、悪くないかもしれない。
35歳、新しい生きがいを見つけた瞬間である。